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Plantation

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地下鉄の菊水駅からのんびり歩いて10分ほど。人々の暮らしの息づかいを肌で感じる穏やかな道を歩いていると無機質な景色に突如、蔦にすっぽりと覆われた“緑のランドマーク”が現れる。

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「Plantation」の建物は築60年の旧ボイラー工場。当時の職人たちの面影が残り、積み重ねられてきた歴史や重みを感じさせる。しかし「ここでカフェをやる」と知った人はみな目を丸くした。親切心から忠告する人まであったというから、当時としてはいかに前代未聞な話だったかが窺える。言うなれば、単なる工場跡。でも市川さんにはうまくいく自信があった。

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決め手となったのは屋根裏部屋があったことだ。大切にしているのは、ワクワクするような遊び心。実際にここでは「マルシェ・ドゥ・グルニエ」をはじめ、現代美術家の展覧会やシンポジウムなど、様々な催しが開催されてきた。そして屋根裏部屋の存在が《MORIHICO.》のコンセプト「COFFEE & SOMETHING」を閃かせた。

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コーヒー事業を通じて新しい表現や価値を生み出すカルチャーの発信基地としての始まり。具体的に“まだ見ぬ風景をいかに想像できるか”《MORIHICO.》の本質はすべてここに集約されていると感じる。

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そしてこの店舗のもう一つの顔は、巨大なコーヒーファクトリー。広さ200坪、店舗入口には一度に60kgを焙煎できる窯を設え、その規模は道内最大級。豊平川沿いのサイクリングロードを走るバイカーが風に乗った豊かなコーヒーの香りに誘われ、お店にたどり着いたというのは有名な話。

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そもそもこれまで焙煎というのは、隠れた作業であった。それを白日の元へと晒したのには二つの思惑があった。一つは焙煎の様子をゲストが間近に見ることでこれから味わう一杯への期待感を膨らませてもらうこと。そしてもう一つは焙煎士自身が自分の仕事に誇りを持ち、さらに技術を磨いてほしいという願い。それは見事に実を結び、今では“コーヒー焙煎士”という仕事が、私たちの身近なものになっている。

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ところで《MORIHICO.》といえばオレンジ色のシトロエンを思い浮かべる人がいるかもしれない。実際この車で豆の配達をしていた時期があったそうで、アイコン的な存在になっている。同店の焙煎機がキュートなオレンジ色なのはそう、あのシトロエンへのオマージュなのだ。

イートインスペースはまるで大人の秘密基地のよう。ソファ席やカウンターがゆったりと広がっていて、心地いい仄暗さにいつまでも身を委ねていたいような気持ちになる。オープン当初からマイナーチェンジを重ねたティラミスをはじめ、コーヒーのフードペアリングにも力を入れている。

プランテーション

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●営業時間変更のお知らせ

【9/28(木)】
店舗メンテナンスのため臨時休業

ADDRESS 003−0808
北海道札幌市白石区菊水8条2丁目1-32
TEL 011-827-8868
OPEN 11:00-19:00
(フードL.O. 18:00 / ドリンク&デザートL.O. 18:30)
CLOSED なし *年末年始休あり
P 10台
ACCESS 地下鉄東西線「菊水駅」 ④番出口徒歩10分 
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