MORIHICO. LINTONG RESERVE
スマトラの高地に〈MORIHICO. LINTONG RESERVE〉誕生。
旅の果てに見つけた“コーヒーの森”
インドネシアに自社農園を持つ決断は、原料確保にとどまらない。
文化としてのコーヒーを未来に継ぐという意思表示である。
一杯のコーヒーカップの中には、その背後の土と気候、人の営み、歴史が折り重なる。
〈MORIHICO. LINTONG RESERVE(モリヒコ・リントン・リザーブ) 〉という名は、
北海道と世界を結ぶ“特別に用意した場所=RESERVE”の宣言だ。
私たちは持続可能な農法を支え、手摘みと天日乾燥という不合理の中に宿る価値を守る。
合理性が世界を均質に染めようとする。
コーヒーも例外ではない。
だが、伝統を守る行為はそこには染まらない宣言でもある。
コーヒー産地に根を下ろすことで、栽培からカップコーヒーまでを一本の物語として提示する。
豆が海を渡り、北海道で一杯に結実する瞬間、産地と都市、悠久の時間と今が重なる。
農園は単なる供給源ではなく哲学の具現、そして次世代への約束。
私たちはその物語を、毎日の抽出という行為で更新する。
私たちが敢えて選ぶ“不合理”は、単なるノスタルジーではない。
多様な微生物の働き、気候による乾燥の揺らぎ、
手の判断がもたらす差異―それらが風味の個性を生むと信じて止まない。
数値で完結しない領域を尊重することが、文化としてのコーヒーを強くする。
同時に、最新の計測やトレーサビリティを取り入れ、畑からカップまでを透明化する。
伝統とテクノロジーを二項対立で捉えず、相補させる思想である。
現地にはコーヒー研究所とカフェも創りたい。
そして共に学び合う仕組みも整える。
豆は旅をし、人は学び、技は受け継がれる。
農園は未来へ開かれた学校でもある。ここからが本当の物語の始まりなのだ。
MORIHICO. LINTONG RESERVE
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